ペンチが2こあれば アクセサリーの修理は自分でできる
アクセサリーがこわれてつけられなくなった。そんな時どうしますか?
ほとんどの場合そのままあきらめることが多いようですが、
目次
アクセサリーって意外とかんたんに直せる
アクセサリーの多くは、飾りになるパーツと留め具でできています。
「壊れた!」ともちこまれる修理の3割は、その飾りと留め具をつないでいる金属製の輪のようなパーツが外れただけなのです。
当店にも週に5件は持ちこまれているこの修理、実はお家にペンチがあれば自分で簡単に直せます。
準備するもの
外れた輪のパーツ(カンと言います)とペンチです。外れたカンを失っている場合はサイズや色を合わせて用意します。
カン
ネックレスと留め金具をつなぐための金属製の輪のことを、カン(環)といい、大きく分けて2種類ありますがどちらでも大丈夫です。ちなみに丸い形のものを「丸カン」アルファベットのCの形のものを「Cカン」とよびます。
カンを失ったときは当店にお問い合わせを↓
ペンチ
ペンチ2本ある場合
先の細いラジオペンチが使いやすく理想的です。
ペンチが1個しかない場合
コツがいりますがカッターでも代用できます。
おすすめのペンチ
アクセサリー製作に適した初心者におすすめのペンチはこれです。
全長7cmくらいのサイズが扱いやすいです。
ペンチの使い方
カンを隙間なく閉じるための正しい方法ペンチの使い方をご紹介します。
➀開いたカンの★の部分をペンチでそれぞれつかみます。
➁左右のペンチで挟んだまま、矢印の方向へ曲げて両はしをあわせます。
ペンチが1個の場合は、ペンチでつかんだ丸カンをカッターの刃を折るすきまに差し込み、固定してもう片方のペンチの方を動かしカンを閉じます。
一度で両はしをぴったりとつけることが出来た方は天才です!初めてのときは、両はしをつけたつもりでもペンチをはずすとどうしても隙間ができてしまいます。
これは金属特有の元に戻ろうとする性質で、ちょうどで手を離さず通りすぎるくらいまで曲げると、よい具合にもどって両端がぴったり合います。
YouTube動画でおさらい↓
修理する方法
カンにつなぎたいパーツと金具を入れてペンチで閉じます。
例としてカンが開いて飾りがとれたピアスでご紹介します。
つなぎたい向きに丸カンに通し、練習と同じように両端を合わせます。
①表と裏のあるパーツは、カンに入れるときの向きを注意します。
②カンの端をペンチでつかみます。
③ゆっくり落ち着いてカンの端をつかみ合わせます。
④カンが隙間なくに閉じられ完成です。
練習のときのカンだけで閉じるより、つなぐパーツをいれた時のほうがペンチの先のつかみしろがすくないので、難しく感じますがゆっくり落ち着いてすれば必ずできます。
男性にはとくにおススメです、習得すると彼女や娘さんに頼りにされて株があがりますよ!
アクセサリー修理の専門店に依頼する
修理に必要はカンやペンチがない場合や自分では難しいと感じた方は当店グラスムーンへお気軽にLINEでご相談ください(^^)
全国どこからでも通販で修理できます。ご相談見積りは無料です。
アクセサリー修理歴20年:玉邑園栄
1970年石川県金沢市小橋町生まれ
・ものづくりのための道具好きで、7歳でマイペンチがあったほど
・小学校の卒業アルバムの私の将来の夢「服飾デザイナーになること」
1990年福井県へ転居
2001年アクセサリー製作スタート
2005年グラスムーンオープン